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☆短☆編☆集☆[新・続]

第4章 兄×弟[頼むから静かにしてくれ…]

俺と羽直は一階のリビングに向った。
そしてそのままTVの前のソファに腰を掛ける



・・・おい
何なんだよこれ。
俺呼ばれた意味あんの?



兄である羽直は早速俺を放置して携帯を弄りだす。


「・・・ジュースちょうだい」

「ああ、冷蔵庫にサイダー入ってるよ。飲みな」



はい、冷蔵庫ね。
雪虎は苛々を制御して冷蔵庫からサイダーを出してコップに注いだ。大体コップの半分の量。それを一気飲みほした。



「・・・じゃあ寝るわ」

「はあ?無理だから。早く隣に座れよ」



くそ、別に怖くはない。
怖い訳じゃない。


けど、



逆らえないんだよ。
なんかしんねーけど、さ・・・






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