テキストサイズ

☆短☆編☆集☆[新・続]

第4章 兄×弟[頼むから静かにしてくれ…]

「ほら、早く早く」

「めんどくせえな」



雪虎はそう嫌々言いながらも羽直の隣に行く。
羽直は座ってとソファの上をパンパンと叩く。



「眠たいって言ってんのに」

「お前明日休みなんだからいーしょ」



いやいや、そう言う問題じゃねーのよ兄ちゃん?



つか、つーかさ
そんなべったりひっつくなよ・・・



羽直は雪虎の太ももの上に腕を乗せ、
サスサスと撫でてくる。



「辞めろよ触るの」



俺は羽直の手を引っ叩いた。



羽直はボディータッチが凄く多いんだよな。
人の体にベタベタと触れてくる。



最近それが嫌で触れられるだけで妙に苛々する。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ