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責められたいの

第21章 青い想い【完】

「着替えて来るからちょっと待っててね。
母親は取材旅行で帰って来ないから…
まぁ、その辺りに座ってて?」


私はドキドキとうるさい胸を
押さえながら、
よく整理された小さな
リビングの座布団に座った。

っていうか何を話そう…?
私はただお姉ちゃんの話が
信じられなくて…
すごくすごくイヤで…

でもだからって
なんで今こんなところにいるんだろう?

…そしてしばらくすると、
スウェットに着替えた先輩が
オレンジジュースを持って来てくれた。


「それで…こんな所まで何しに来たの?
俺に抱かれに来た?」

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