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責められたいの

第22章 あの夏の誘惑 3

ヒロの顔を見れなくなって2日。
最後に抱かれてから4日…

2日と空けずにヒロに抱かれていた私は
不安でいっぱいの心と
疼きが止まらない身体を持て余し
深いため息をついた。

その時、玄関からふいに主人の声…

平日の昼間にどうしたんだろう?


「おかえりなさい…
どうされたんですか?」


ヒロの部屋からそっと出て
玄関に駆けつけると…
会社の封筒を持った主人が
靴を履いたまま玄関に立っていた。


「康洋に昼のうちに
これを渡しておきたいんだが…
今は新居の方にいるはずだから
悪いが届けてくれないか?」

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