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責められたいの

第30章 ハプニングバーの恋人 5【完】

「は、はい…もちろん。
ではテーブルの方でお待ちしていますね。
ドレスを脱がれるときはお手伝いしますから
おっしゃってくださいね。
他にもいろいろ取り揃えておりますから…」


聖也の唐突なお願いが
聞き届けられると…
彼はすぐに跪き私のドレスを捲った。

そして純白のペチコートをかき分け
スリップの下へ手を伸ばす。

本当なら試着の時に
スリップなんか着ないけど…
コーディネーターさんには
生理で恥ずかしいからと嘘を言って
着たままにさせてもらっていた。


「胸元が出過ぎじゃないのか?
全く…誰に見せるつもりなんだ?」


あぁ、そうか…

苛立ちを見せる聖也を見て
すっかり身についた言葉が
自然と零れ出る。

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