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上出の香りに包まれ身体がザワザワと落ち着かない遥暉。



「･･･かみ･･･で･･･せんぱ･･･い。ずっ･･･と･･････一緒･･･。」



上出はうわ言のように呟く遥暉を潰さないように身体を少し横にずらして抱き締め
理性を呼び戻そうと深く息を吸い込む。



遥暉は鳩尾辺に溜まった二人分の白濁を指で弄りはじめた。



「あ、拭くもの・・・。」



上出がティッシュケースを取ろうと、身体を起そうとした時、



遥暉が無自覚に上出の腰に足を絡ませしがみついた。


「ばっ・・・、これ以上煽るな。」

「 ？ 」



上出の狼狽をよそに、遥暉が呟く。



「これ以上･･･？」

「離せって！」



絡んでいる遥暉の足に力がこもる。



「･･･おしえて、先輩･･･。」



一度射精した後とはいえ、まだ硬さの残る上出自身に遥暉の同じものが触れた。



「！」