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色にでにけり 恋

第13章 いつもそばに

「兄さんが言ってた、水泳部のマネージャーが上出先輩に積極的にアプローチしているって・・・・・・。」

「え?」

「これからも水泳部の練習に参加するんですよね・・・」




--遥暉は嫉妬しているのか?




自信無さ気に俯く遥暉。




「な、何言ってんだ・・・何時も俺の方が心配してんのに・・・・・。

 姫にこんなことを言わせるなんて、藤蔭生から袋叩きだな・・・・

ありがとう、使わせてもらうよ。」




上出は遥暉の一途さが嬉しくて、強く、しっかりと抱きしめた。












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