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色にでにけり 恋

第10章 決着

藤蔭の学生達が遥暉をプールサイドに引き上げ心配そうに取り囲んだ。


保坂がしゃがみ込んで遥暉に声をかける。


「丸山何をしたんだ?」


上出はプールサイドにあがって、保坂を押しのける。


「遥暉はこうなることが分かってたから、泳がないと言ったんだ。」


「何で・・・・・・?」



保坂が理解できないという表情をしている。


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