無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

………人間、思いもよらないところから突然攻撃を仕掛けられると


衝撃によって微動だに出来ず、動けなくなるらしい。


反射神経の良い俺が、腰を引くことすら出来ないわけで………



「……ちーちゃん」

「は、はい……///」

「どこ触って……～～っておい！！」



どぇぇぇ～～～！！


そこから下に動かすんじゃねぇ！！


腹筋あたりで留まっていた小さな手が、さらに俺の下半身へと進もうとしたので


金縛りから脱出したと同時に、マッハでその腕を掴み、寸前で阻止！！



「～～～何やってんのちーちゃん！！」

「あ、あの……ごめんなさい」

「今何かしようとしたよね！？」

「え、えっと……はい……///」

「言ってごらんなさい！」

「ユ、ユーリの……」

「言えるのかよ！！」



って俺こんな時間にすげ～叫んでるし～～！


がっちりと掴んで上げた腕の間から


興奮した俺とは逆に、きょとんとした千夏の顔が覗く。


い、いやいやいやいや……


そんなトボけた表情してますけど、あなた今、わたくしの股間を触……



「途中で終わらせたら……男の人は、 “ 収まらない ” んですよね？」


「～～～～！！」


「どうして辛いのか、どんな風に収まらないのか分からないから……

し、知りたいなって思って……///」