
恋してキスして抱きしめて
第26章 恋してキスして抱きしめて
「~~~危険!!」
~~~あいつらの方から近寄ってくるなんて想定外だ!!
ちーちゃんが惚れちゃう以前の問題!!
………まぁ、あいつらがもう一度逢いたいって思っちまうのも分かるけどね。
昨日の日曜、夕方までずっと一緒にいたのに、既にもう逢いたくなっちゃってるくらい
あのキラキラした笑顔が好き過ぎて、僕はもう完全にちーちゃんの虜。
………誰にも盗られないように、ずっと俺の傍に居させたい。
誰にも触らせたくない。
「………依存症レベルだ」
エレベーターに乗り込んで、小さく溜息を漏らす。
返信をしないまま、携帯をカバンに放り投げようとした時
「………!」
千夏から届いたメールが、パッと画面に表示した。
“ おはようございます
昨日はありがとうございました
私も今から大学に行きます
お仕事頑張ってくださいね♡ ”
