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Lotus~誰にも知られてはならない~

第14章 2*お・ま・け

えりかside

智さん
嫉妬してくれてありがとう


それだけ私のこと好きだと思って
くれているってことだよね


少し、こわかったけど

こんなことではあなたを嫌いになんてならない

うつむいている智さんの顔に手を添えて

上を見てもらう

智「み、見ないで…」

顔をそらしてしまった

ちらっと見えたのは智さんの涙

ほんと、あなたって
何してもきれいなんだから

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