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梓沙side

相葉君からのお話は
きっとこの業界の人なら悩むであろうことだった

ううん、きっと二人の世界が少しみんなより近いから起こったこと

でも、聞く限り茉実さんは後悔していない

大丈夫

そのまま彼女を信じて進んでいい

そう伝えたら

相葉君は精一杯の笑顔で
「信じて頑張ります！
俺が頑張って茉実ちゃんを支えればいいんですよね！」

と本当に美しい涙を浮かべながら
彼は帰って行った