
君模様
第2章 君空
「「………」」
お互い沈黙が続く。
と、ふいにショーゴが動いた。
唇と唇が触れてしまいそうなぐらい近づく。
焦ったあたしは、とっさに体をどけ、ショーゴに背を向ける。
「ごめん//」
「いや…悪い」
なんで、ショーゴが謝るの??
「「あのさ」」
お互いに言葉がかぶった。
「「……」」
「お前から言えよ」
沈黙を破ったのは、ショーゴの低い声。
「ぃーよ、どーでもいいことだからさ、それにショーゴはなんなの「俺のがどーでもいいんだよ、お前から言えよ」
(そぅ??)
「…さっき、なんて送ったの??」
「なんだよ、その事か」
(さっきから、ずっと聞きたっかったことだもん)
「ほぃ、ケータイ。自分でみて??」
といわれ、ケータイを受け取り開く。
送信ボックスを選択すると_
【Dear,鷹島くん
高橋ルナです!!
メール、遅くなってごめんなさい(>_<)
ずぅっと、送りたかったんだけど、色々と忙しくて…
ほんと、こめんね(-_-;)
これから、仲良くしてください!!
From,高橋ルナ 】
