
君模様
第1章 君出会い
「おはよぅ」
わたしは、委員会の仕事を終えて教室へと戻った。
みんな、席について友達と話していた。
だから、あたしも自分の席についた。
「おぅ、おはよーさん!!」
隣の席のショーゴだ。
彼とは、小中一緒だ。
顔はかっこいい方…問題は性格に…
黙ってればいい奴なのに…
「お前なんか変なこと考えてる?」
(!? エスパーですか!?)
「うぅん、なんもー」
なんて、話したりして…
時間はどんどん過ぎていく。
朝読書の時間。
隣のショーゴはすでに読書というめんどくさいことに飽きてしまったらしくー…
「お前さー、好きな奴とかいんの?」
と話しかけてきた。
「// なに?いきなり」
「いやー、いんの?」
「いないよ//」
…それは、あたしの正直な言葉。
中学の頃は、そこそこ付き合ってる人がいた。
でも…アイツのおかげで、あたしはまるっきし恋するのが苦手になった。
告白されて、寂しいからって付き合って、嫌なことされて…傷ついて…
「いないの?」
ショーゴの一言で我にかえった。
「いないよ!!」
「なんだー、そう。だったらさー、いいこと教えてあげるよ」
と、あたしに手招きして見せた。
(なになに?)と彼のもとへ耳を近づける。
『お前のこと、好きな奴がいるぞ』
わたしは、委員会の仕事を終えて教室へと戻った。
みんな、席について友達と話していた。
だから、あたしも自分の席についた。
「おぅ、おはよーさん!!」
隣の席のショーゴだ。
彼とは、小中一緒だ。
顔はかっこいい方…問題は性格に…
黙ってればいい奴なのに…
「お前なんか変なこと考えてる?」
(!? エスパーですか!?)
「うぅん、なんもー」
なんて、話したりして…
時間はどんどん過ぎていく。
朝読書の時間。
隣のショーゴはすでに読書というめんどくさいことに飽きてしまったらしくー…
「お前さー、好きな奴とかいんの?」
と話しかけてきた。
「// なに?いきなり」
「いやー、いんの?」
「いないよ//」
…それは、あたしの正直な言葉。
中学の頃は、そこそこ付き合ってる人がいた。
でも…アイツのおかげで、あたしはまるっきし恋するのが苦手になった。
告白されて、寂しいからって付き合って、嫌なことされて…傷ついて…
「いないの?」
ショーゴの一言で我にかえった。
「いないよ!!」
「なんだー、そう。だったらさー、いいこと教えてあげるよ」
と、あたしに手招きして見せた。
(なになに?)と彼のもとへ耳を近づける。
『お前のこと、好きな奴がいるぞ』
