
君模様
第1章 君出会い
「えっ///」
(うそー//こんなデブなんか好きになる物好きいないよ)
なんて、信じてなかった。
「お前、絶対信じてないだろ。 だったら、自分の目で確かめてくればー?」
ショーゴの、エスパー説を考えながら向かった先は…
<4組の鷹島って奴。見ればきっとわかるよ>
って言ってたショーゴ。の言葉のさき、4組だ。
4組についた。
4組の子を呼んで
「鷹島くんっている?」
って聞いてみた。
「ぁー…あたしもよく知らないけど、確か…いたとおもう!!」
(そっかー…実在する人物か)
なーんて、考えながら
「どの子?」
「んーと、あっあそこの笑ってる人」
(ぅわっ!?かっこいい//)
と、心の声が聞こえてしまったのか鷹島くんがこっちを向いた。
目があった。
鷹島くんが、むこーに顔を向けた。
そしたら、顔を見ることはできなくなったけど…
鷹島くんの、耳が…
赤くなっていた。
(…確かに、赤くなってたよね? 見えたもん)
(どーゆーことなのかな?)
あたしの中で、いろんな疑惑が渦巻く。
そんな、季節が近づいてきた気がした。
