
好き....
第4章 月曜日
仕方なく教室の前まで行ったのはいいが教室に入るのはどうしてもためらってしまう
扉の陰からのぞいてみると涼太はまだ来ていない
ホッとして教室に入るといつものように周りは僕のことを気にしない
席に着気外を眺めているとまた昨日のことを思い出してしまう
「どうした?」
いつの間にか涼太が僕の席の前に立ち心配そうな顔で聞いてきた
「わっ!びっくりした!」
突然のことで驚いてしまう
「悪い悪い
でも、優樹なんか元気ないみたいだし
どうかしたのかと思って」
涼太は優しいから周囲の人のことによく気がつく
それにしても、今日に限っては間が悪すぎる
それでも平静を装う
「何でもないよ」
「本当に?」
涼太はまだ心配そうに僕の目を見る
しかし、涼太のことで悩んでいたなんて言えるはずもなく話題をそらす
「そ、そういえば土曜日の練習試合すごかったよ
大活躍じゃないか」
すると涼太は少し照れくさそうな表情になる
「ありがとう
優樹が来てるのは分かっていたんだけどなかなか抜け出せなくてさ
せっかく見に来てくれたのに話せなくて悪かったな」
「そんな、気にしないで
涼太すごくかっこよかったよ」
何気なく言ったつもりが予想以上に涼太は顔を輝かせる
「そうか
俺かっこよかったか」
「う、うん」
あまりの涼太の喜びように圧倒されてしまった
朝礼のチャイムが鳴り涼太はまだうれしそうに席に戻って行った
扉の陰からのぞいてみると涼太はまだ来ていない
ホッとして教室に入るといつものように周りは僕のことを気にしない
席に着気外を眺めているとまた昨日のことを思い出してしまう
「どうした?」
いつの間にか涼太が僕の席の前に立ち心配そうな顔で聞いてきた
「わっ!びっくりした!」
突然のことで驚いてしまう
「悪い悪い
でも、優樹なんか元気ないみたいだし
どうかしたのかと思って」
涼太は優しいから周囲の人のことによく気がつく
それにしても、今日に限っては間が悪すぎる
それでも平静を装う
「何でもないよ」
「本当に?」
涼太はまだ心配そうに僕の目を見る
しかし、涼太のことで悩んでいたなんて言えるはずもなく話題をそらす
「そ、そういえば土曜日の練習試合すごかったよ
大活躍じゃないか」
すると涼太は少し照れくさそうな表情になる
「ありがとう
優樹が来てるのは分かっていたんだけどなかなか抜け出せなくてさ
せっかく見に来てくれたのに話せなくて悪かったな」
「そんな、気にしないで
涼太すごくかっこよかったよ」
何気なく言ったつもりが予想以上に涼太は顔を輝かせる
「そうか
俺かっこよかったか」
「う、うん」
あまりの涼太の喜びように圧倒されてしまった
朝礼のチャイムが鳴り涼太はまだうれしそうに席に戻って行った
