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好き....

第2章 土曜日

遠くから見るとお似合いの二人


声をかけられず二人から近いが気づかれない位置に隠れてしまった


さすがに自分でも男が好きなんて不毛だということは分かっている


分かってはいるものの......


そうしてるうちに二人の話し声が聞こえてきた


「濱野くん....
あの、この前の事だけど....」


「あれ....どうしても?
考え直してくれない?」


「お願い!一度だけ、一度だけでいいからデートさせて!」


「そ、それは....」


僕は頭を殴られたような衝撃を受けた

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