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好き....

第2章 土曜日

なに食わぬ顔で、今来たかのように少し離れた場所に座った


そういえば、涼太が助っ人で試合に出るなんて珍しい


いや、初めてかもしれない


普段なら何かと断っているのでのだが...


そう考えると涼太は彩花に気があるのではないだろうか


彩花がいるからサッカー部の助っ人をしたとしたら....




二人の姿を見ていると悪い方にばかり考えてしまう


そんな事を考えているうちに試合は涼太の活躍もあり圧勝


せっかく誘ってくれたので声をかけようと思ったが、喜び合っているので行くに行けない雰囲気なので帰ることにした







結局、その日は涼太と一言も話せなせず心に重たいものが残る1日となってしまった

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