
好きになってもいいですか…?
第16章 自分たちへのご褒美
駅を出て大型ショッピングモール
に向かった
特に何か欲しいとか
何かしたいとか目的が
あったわけではないけど、
ここならだいたい何でもあるので
ここに来たのだ
そして今、ホームセンターの中に
あるペットショップにいる
「わぁ〜…見て見て!
すごくかわいいよ!」
理緒の指差した先には顔を洗い、
前足をペロペロと舐め、
気持ちよさそうにごろごろと
転がる子猫がいた
「理緒って猫好きなんだ。
うちも飼ってるけど気紛れでまだ
あったこと無かったね(笑)」
「えぇ〜!次は会いたいなぁ…」
かわいい動物達に癒され満足した
