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大人でもない子供でもない

第3章 見えない壁

泉くんに呼び出され私は今体育館の裏にいる。


「あのさ。咲野さん。」

「はい!」

「俺と付き合ってくれないかな?前からずっと好きだったんだ!」

と見事に告白された。

草に隠れて見ていた、怜奈&小春。

「小春に彼氏ができたのに…憂まで!」と怜奈は悔しガッカリていた。

「でもすごいねー。告白とか…されたことない」
と小春は関心した。

「憂どーするのかな?」
怜奈が考えていると…

「じゃあ…返事まってる…」と言い、泉は歩いて行ってしまった。

憂はしばらく立ったままで後から教室に戻ろうとすると
怜奈が憂を止めた。

「憂!あんたどーすんの?」

「れ。怜奈!いたの?てか聞いてたの?」

「まーね。で、どーするの?」

「ま、まだ泉くんのこと全然知らないし返事はあとからす…」憂が言いかけた時だった。

「バカなの!?憂!恋てゆーのはね!付き合ってからでも遅くないわ!!そうよ!付き合ってこそお互い好きになることだってありえるわ!」

「怜奈ちゃん…なんか熱いねw」小春がのきんなことを言うと

「なに言ってるの!恋の常識よ!今お姉ちゃんが付き合ってる人も告白されて始まったのよ!」

「「へ…へー」」怜奈の情熱に2人はついていけなかった。

キーンコーンカーンコーン…

「やばい!鳴った…早くしないと」

3人は教室をダッシュした

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