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ラブトーク

第2章 木曜日の恋人

車はあてもなく走り出す。
ふと足元をみると長い金色の髪の毛が
落ちているのに気づいた。
…またオンナ乗せたんだ。
トモカは茶髪のミディアムだから
絶対トモカの髪の毛じゃない。
それになんだかシートも生暖かい。
もしかしてそのオンナとさっき
別れたばかりなんじゃ…。

トモカはほかのオンナの温度を
消そうと、カラダに力を込めて
シートにもたれかかった。


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