
生徒会Love
第1章 初日
り「一緒に食べてくれてありがと」
ひ「いぇいぇ。こちらこそ、声をかけて頂いて。ありがとうございます。」
り「ひまりちゃん、敬語すぎじゃない?」
と、梨紅先輩は笑う。
いま、私達(私と梨紅先輩)は私のクラスで机と椅子を1つずつ借りてご飯を食べている。
すっごい嬉しいんだけど…!嬉しいんだけどね!!
り「あれっ?ひまりちゃん、ご飯食べないの?」
すっごくみんなからの視線がきて。
食べれないの。(´・_・`)
なんでこんなに視線が?どう考えても、梨紅先輩のせいですよね?
やっぱり、三年生が二年の階にいたら変だよねぇ〜。
梨紅先輩に外で食べましょうって言ってみよっかな?
ひ「あのっ、梨紅せ…(きゃぁ〜!梨紅先輩だ〜!)」
んん?いま、どっかから声が…
り「ん?どうしたの?」
ひ「いえ…なんでも…」
ここでしゃべったら、話が聞こえなくなる!
こう見えて私、耳いいですから!小さい声でも聞き取れますよ!目はすっごく悪いけど!
(きゃぁ〜!!梨紅先輩だよ〜!!)
(やっぱ、梨紅先輩カッコイイ〜!!!!)
(先輩って、彼女いるのかな?)
あぁ〜。なるほど。この視線は梨紅先輩へのものだったんだ。
先輩、モテるんだなぁ〜。
