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彼は年下女子が好きなんです

第3章 「まー」と「まー」

「何でって?
おばさんがさぁ……」

またお母さんか…
朝、1人でも平気だっつーの。

「まーは?」
「え?」
「ご飯。」
「もちろん、まーと一緒に食べるよ。」
ですよね。
今日が初めてなワケでもないし。

「でさ、早く食べない?お腹すいた」
「ん。ごめん」

「「いただきまーす」」

「まー、学校の準備は?」
「もう終わった。」
そう言って、ソファの方を指差す。
ありました。
まーのカバン。

「はやっ」
「頼まれたの、昨日ですから。」
「えー!お母さん、何で私に言わないのよ…」
「あ、また言ってなかったの?w」

何で言わないのかな〜!

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