
ボクの小鹿
第1章 プロローグ
この頃気になる事があります
それはパパが私とのSEXを避ける素振りを見せる事があるからです
今朝だってそんな気配をパパから感じました
パパは相変わらず優しいけれど、考えれば考えるほど思い当たることがある様な気がして、私は考えていると段々と不安になります
「パパは私のなんだから、絶対に誰にも渡さないんだから」
家から離れていく車の中で、私は小さく呟きました
「ふふ、どうしたの?子鹿ちゃん、また吾郎先生に冷たくされたの?」
すると私の呟きを聞きつけて、隣の運転席から澄ました声が話し掛けてきます
声の主はパパの担当編集者の衛藤誠一郎さんで エリートな雰囲気のハンサムな青年です
歳は25歳、慇懃そうに見える銀縁メガネが似合っています
寝過ごしたパパの代わりにいきなり私を学校へ送るために呼ばれたのに、朝から高級スーツにキッチリと身を包んでいます
家はかなりの名家でお金持ちらしいのに、小説が大好きだからと言って、便利屋みたいなパパの担当編集者をしています
はっきり言って物好きな人だなぁと思います
「もう先生とは別れて俺と結婚したらどう?絶対に幸せにすろよ」
誠一郎さんは私の事が好きだと言って、何度もプロポーズしてきます
「絶対に嫌っ」
私は楽しそうな誠一郎さんの様子にイライラして、プイッと視線を窓の外へと向けたのでした
それはパパが私とのSEXを避ける素振りを見せる事があるからです
今朝だってそんな気配をパパから感じました
パパは相変わらず優しいけれど、考えれば考えるほど思い当たることがある様な気がして、私は考えていると段々と不安になります
「パパは私のなんだから、絶対に誰にも渡さないんだから」
家から離れていく車の中で、私は小さく呟きました
「ふふ、どうしたの?子鹿ちゃん、また吾郎先生に冷たくされたの?」
すると私の呟きを聞きつけて、隣の運転席から澄ました声が話し掛けてきます
声の主はパパの担当編集者の衛藤誠一郎さんで エリートな雰囲気のハンサムな青年です
歳は25歳、慇懃そうに見える銀縁メガネが似合っています
寝過ごしたパパの代わりにいきなり私を学校へ送るために呼ばれたのに、朝から高級スーツにキッチリと身を包んでいます
家はかなりの名家でお金持ちらしいのに、小説が大好きだからと言って、便利屋みたいなパパの担当編集者をしています
はっきり言って物好きな人だなぁと思います
「もう先生とは別れて俺と結婚したらどう?絶対に幸せにすろよ」
誠一郎さんは私の事が好きだと言って、何度もプロポーズしてきます
「絶対に嫌っ」
私は楽しそうな誠一郎さんの様子にイライラして、プイッと視線を窓の外へと向けたのでした
