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ボクの小鹿

第1章 プロローグ

「パパ、行ってきまぁす」
「ああ、パパも直ぐに追い掛けるからね、気をつけて行きなさい」
「はぁい、パパも気をつけて来てね」

ーーAM7:45

私はパパに見送られて家を出ました

本当はパパと一緒に入学式に向かいたかったのですが、さっきのSEXの後にパパは、

「ごめんね、子鹿、凄く眠いから少しだけ寝かせて」

と言って二度寝してしまい、さっき起きたのでまだパジャマのままです

パパを起こすつもりだったのに、余りに寝起きのパパが可愛いので、せっかく起きたパパを誘ってしまった私の失敗です

仕方ありません

ーーチュっ

私は申し訳なさそうな顔のパパの唇にキスをしてから、まだ着慣れない高等部の制服のフレアスカートの裾を翻して、迎えの車に乗り込みました

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