
アクマにアソコを貸しました
第6章 ロスタイム上等じゃないですか
京紫は黒い煙の残像さえ消えていくのを見つめ、ため息を吐いた。
明らかに様子おかしい梓穏。分かりやすく言えば、今の彼女は“盛(さか)ってる”
鎮めてやる事はできる。さっきしたように、何度も抱けばやがて鎮静化するからだ。だがこれは一時期かつその場しのぎのやり方だし、数多の呪術と同様に時間が経てば悪化する可能性がある――そう、人外の体液を体内に入れる――これは呪い
今一時期に鎮めても、下手すれば牡丹灯籠のように命の危機に陥っても相手を求める。
まぁ、ちょっとした傷から少量の唾液が入った位なら…いや、やっぱりこのままじゃダメだな
「梓穏、来い」
「入れる?」
「あぁ、欲しいならいくらでもシテやる」
色気0どころかマイナスみたいなコイツが見せた数少ない色気溢れる貌。
トロトロの潤んだ瞳で俺を見上げる梓穏に苦笑する。
明らかに様子おかしい梓穏。分かりやすく言えば、今の彼女は“盛(さか)ってる”
鎮めてやる事はできる。さっきしたように、何度も抱けばやがて鎮静化するからだ。だがこれは一時期かつその場しのぎのやり方だし、数多の呪術と同様に時間が経てば悪化する可能性がある――そう、人外の体液を体内に入れる――これは呪い
今一時期に鎮めても、下手すれば牡丹灯籠のように命の危機に陥っても相手を求める。
まぁ、ちょっとした傷から少量の唾液が入った位なら…いや、やっぱりこのままじゃダメだな
「梓穏、来い」
「入れる?」
「あぁ、欲しいならいくらでもシテやる」
色気0どころかマイナスみたいなコイツが見せた数少ない色気溢れる貌。
トロトロの潤んだ瞳で俺を見上げる梓穏に苦笑する。
