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リベンジ!

第5章 子宮頸がん検診

これ以上は、ダメだ。

戻れなくなる。

もう、あんな想いはしたくない。




「隆盛…。もう止めて…ん…ダメ…もうこれ以上は…。」

あたしは、隆盛を強く押し返した。


隆盛は、はっとしたようにあたしを見つめた。


「悪い…今更だな。検診、続けよっか…。」


何かを振り払うように、カーテンは勢いよく閉められた。



隆盛に、切り捨てられた気がした。

あたしは、バカだ。

何で素直になれないんだろ。

あたしだって、忘れられなかったよ。

誕生日が来るたびに、悲しい思い出と楽しい思い出をごちゃまぜにして、隆盛を思い出してたのに。



「じゃ、膣鏡を挿入して、膣の細胞をこすり取るよ。少し冷たくて、痛いかもしれないけど我慢して。それから…下着、やっぱ脱がせるよ。膣を洗浄したいからね。」




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