
☆オレンジュース222%☆
第124章 0830
母は血まみれになり倒れた。
ばあちゃんはそんな母に咥えつく。
(え?なにこれ。意味分かんないよ)
俺の体も震え始めた。
だが、怖さは感じていなかった。
警官「おい!お前、その銃でそいつを打て!」
俺「...は?何言ってんの?俺のばあちゃんなんだけど...」
さっきとは違う警官が俺に言ってきた。
俺はまた疑問に思う。
君らの持っている銃はなんの為にあるのか、と。
警官「見たら分かるだろ。もうお前のばあちゃんじゃないんだよ‼︎いいから言う事を聞け!」
俺「え、でも...」
俺はばあちゃんに銃を向けた。
なんなんだよこれ...
どうなってるんだよここは...
母さん起きてよ!!
悲しみと怒りとが交互に俺の中をさ迷っていた。
