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『命』について考える

第5章 カウンセリング

私は学校のカウンセリングルームでは、お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、気が向いたら話をする、ぐらいの感じでした。最初はなかなか先生に話を打ち明ける気になれなくて、クラス担任に薦められたからなんとなくカウンセリングルームに足を運んでる、という感じでした。ただ、居心地はとても良かったです。先生は全く私を責めることもなく、雑談をしてくれたり、お茶やお菓子を用意してくれたりしながら、少しずつ私の心をほぐしてくれました。
当時、私は『自律神経失調症』という病気の診断が出ていました。
イジメのことも、病気のことも含め先生(カウンセラー)に話せるようになってきた頃、校内のカウンセリングルームでは無くて、その先生が個人主宰していたカウンセリングルームのほうへ通うことになりました。
初回は父親に連れられて面談と簡単な心理テスト。2回目以降は送り迎えだけは親にしてもらいながらカウンセリング中はカウンセラーと私だけという環境。
主に箱庭療法というのを受けていました。

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