SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ
第13章 《R-18》金色の檻
「離してなんて、あげませんよ。あなたは一生ここで愛されるためだけに生かされているーー僕が滅びる、その時まで。だって、契約したじゃないですか。ここに監禁したその日に」
少女の胸元に埋め込まれた紅い宝石を指でそっと撫で上げ、唇を落とした。
「これが契約の石ーーあなたの心臓につながる、大切な石。これが砕ければあなたも死ぬ」
「はぁ・・・んっ!ゃ、ぁんっ!」
相変わらず密着したままの体制で、少女を最後の高ぶりへと導くように激しく、時に緩やかに。浅く突き立て、そして深く。
「ですが、あなたに自殺なんてさせてあげませんよ。この石、あなたは触れられないでしょう?」
少女の手には、見えないものの透明な手枷。
「そして、魔法も使えないでしょ?」
これは、契約する際彼女の全魔力を契約の石に封じ込めたため。
「ですから、あなたはここから出ることは不可能なんですよ、リナさん」
逃げ出そうとしたならば、それ相応の罰を。
「痛めつけたりなんて、しません。だってそんな事をしたらリナさん、さらに反発しそうですし」
だからこそ、痛みよりも『快楽』を。そのための調教を。
「まあ、逃げ出したとしても、ここは僕が創り出した空間ですから。逃げられっこありませんが?」
ほっぺに口付け。自分に組み敷かれ、喘ぎ声しか漏らさなくなった少女を、幸せそうに眺める。自分によって、いやらしく、行為中は従順になるように躾けた甲斐があったというもの。
「あなたは、僕のーー僕だけの。唯一人の恋人。ねぇ、リナさん・・・?」
「あ″っ・・・んっぁ・・・ぁぅ・・・!」
「っああ、リナさん。イキそうなんですね。リナさんの膣内、きつく絡みついてきてーーとても、気持ちいいですよ」
「ぁぁああっ、だ、めぇ・・・んっ!また、イッちゃ・・・ぅっ」
何度も迎えた絶頂のなかでも、一番深く甘い快感に染められ、少女はゼロスに抱きつき、背中に爪を立てる。
「いいですよ・・・イッてしまいなさい」
「っ、ぁん・・・ん!や、あ、ああああああーーーー」
ひときわ大きな嬌声と、ピンッと弓なりに反り返る少女の体を優しく掻き抱いたーーーー・・・
闇色の世界に二人は沈む
唯一見ているのは金色の檻と銀の鈴
少女に絡むは金の鎖と闇のツタ
歪んだ世界は戻らない
神様でさえも戻せない
少女に待つのは絶望か
はたまた待つのは幸せか
【end】