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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第16章 金色の奇跡

「いや、だからね?解放してくれても良いのよ?」
「あ、それも良いですね。とりあえずリナさんを解放したら、皆さんにちゃーんと報告して、恋人になって。リナさんの故郷の実家の義母様と義父様にご挨拶してゆくゆくは結婚♪」
はっ?あたしの故郷に、ご挨拶?ゼロス連れて?結婚しまーす、って?
いやいやいやそれはそれで怖すぎる!母ちゃん達ならまだ良いけど、姉ちゃんに魔族を旦那にしますなんて言ったら殺され・・・ッ
「い、いや、それはダメよ!姉ちゃんに殺される!」
「・・・なら」
今、ゼロスの瞳が怪しく光ったような気がした。ーーーーいやあな予感しかしないんだけど?
「・・・既成事実、作っちゃいましょうか?リナさんに子供が出来れば許可せざるを得ないでしょうし」
「それはそれでマズイって!魔族とできちゃった婚しまーす♪なんて言ったら世界が半壊じゃすまなっ」
「大丈夫ですよ。きっと誠心誠意お伝えすればお姉さまも」
「・・・いや、だ、だからっ」
「なら善は急げです!リナさん!子供作りましょう!」
「結局こーなんのかああああああい!!!いやぁ、あんっ!ゼロスのえっちいいい!ヘンタイ!色情魔族!」
結局、ゼロスがあたしを正式にこの空間から解放するまで更に一カ月くらい掛かるんだけど。しかも、あたしはちゃっかり魔族に妊娠させられ、しぶしぶ故郷の実家に魔族連れて結婚報告に行く羽目になるんだけど、お後は次の・・・
《終わってしまいました☆》

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