SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ
第18章 XL新婚物語*頑張れ▲氏!編*
ジリリリリリリリイイイーーン。
とてつもない警報音が鳴り響いたかと思いきや、リナはニヤリと笑っていそいそと服を着直していた。
何が何やらさっぱりわからないゼロスは、魔族だと言うのに目を白黒させ、その後に頭が真っ白になっていく。
ーーえ!?なに、なにが・・・なんでリナさん、勝ち誇ったような顔をしてるんですかっ!?
「ぷ、ふふふ、さすがはゼラスさんね。あんたなら回りくどいやり方であたしをやっちゃおう☆とか企んでるから、何かあったら警報ならせってコレ、くれたの」
リナの手にあるのは、手のひらサイズのボタンがついたハコ。・・・つまり、手を出されそうになったら鳴らす、というコトらしい。
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