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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第19章 【R-18】キスして、抱きしめるだけで。

「りーなーさああん!」
「うきゃあああ!!」
ベットに座るリナに、突然抱きつく黒いもの。そんな、予想外の展開についつい悲鳴を上げてしまったリナは抱き着いてきたものをキッと睨みつけた。
「突然抱き着いて、何のつもり!」
「一週間振りなのにリナさん冷たいです」
抱き着いているゼロスの手が怪しくなって来る。さすがのリナもそれに気付き、頭の中に警鐘が鳴り響いた。
ゼロスの手が、リナの胸へと伸びた時、リナはとっさに暴れてみた。
「止めろ、セクハラ魔族!」
でも、力だけでは敵うはずもなくて、ゼロスはノーダメージのまま手早くリナの上着を脱がせてしまった。
素肌が空気に晒され、ピリッとした嫌な感覚を感じながらも、それよりも、体の内側から徐々に湧き上がる熱に呆れたため息をついた。
いつも、こうやって流されてしまう。それに、リナは顔に出してはいないだけで、やっぱり一週間振りに会えたのが嬉しいらしい。
向かい合うような体勢で触れてくるゼロスの首に、リナも躊躇いながら腕を回した。

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