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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第19章 【R-18】キスして、抱きしめるだけで。

その動作がよほど予想外だったのか、ゼロスは目を見開いていたけど、リナには全く見えていなかった。
「・・・何よ。固まって。早くしてよ。恥ずかしいじゃないっ」
「はい、それでは♪」
リナの、滅多にないお誘い(?)に、上機嫌になったゼロスの目に籠る怪しげな光が濃ゆくなって行くのを、幸か不幸かリナは気付いていない。
ぱちん、とゼロスが指を鳴らすと、リナのちょうど後ろの壁からにゅうっと生えて来た『何か』。
それはウネウネと伸び、いとも容易くリナの両腕を絡め取ってしまった。
さすがのリナも此処までは予測していなかったのか、悲鳴を上げてしまった。
「何よっ、ゼロス!何なの、これ!!」
「この間魔術書で見掛けた触手ですよ。面白そうだったのでつくってみました♪」
「はぁ!?バカ、こんなの使うなら話は別よ!」
「まあまあ。たまには変わった事もしないと、飽きてしまうでしょう?」
「だ、だからって・・・!」

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