SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ
第4章 XL新婚物語*ぷろぽーず編*
獣王は満足げな顔でゼロスの部屋を出て行った。
よーやくリナと二人きりになれたゼロスは安堵のため息をついた。
「すいません、獣王様がリナさんをよほど気に入ったらしく」
「やっぱあんたの生みの親よね」
リナはもはや呆れを通り越したようー半ば諦めを含んでいるのは気のせいではないだろうーに、苦笑いしながらゼロスに言うと、彼も同じような笑みを浮かべた。
「そーですね。好みまで同じなんて、やはり血は争えませんね」
「魔族に血なんかないでしょーが」
穂分、とベットに寝そべり、今日のことを思い出す。本の2、3時間前まではガウリイたちと食事戦争を繰り広げていたのに。
今では魔族の本拠地であるカタート山脈の群狼の島に位地する、獣王の館に備わるゼロスの部屋でお嫁さん体験中。
よーやくリナと二人きりになれたゼロスは安堵のため息をついた。
「すいません、獣王様がリナさんをよほど気に入ったらしく」
「やっぱあんたの生みの親よね」
リナはもはや呆れを通り越したようー半ば諦めを含んでいるのは気のせいではないだろうーに、苦笑いしながらゼロスに言うと、彼も同じような笑みを浮かべた。
「そーですね。好みまで同じなんて、やはり血は争えませんね」
「魔族に血なんかないでしょーが」
穂分、とベットに寝そべり、今日のことを思い出す。本の2、3時間前まではガウリイたちと食事戦争を繰り広げていたのに。
今では魔族の本拠地であるカタート山脈の群狼の島に位地する、獣王の館に備わるゼロスの部屋でお嫁さん体験中。