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突き抜けるような青空に、心地のいい陽気。こんな日には、木に寄りかかって腰掛け、魔道書を読むのにもってこい。
そんなわけで、あたしはそんな清々しい日差しを避けるように、一番日陰を作る場所に腰掛け、魔道書をぺらぺらめくっていた。
特にどうってことのない魔道書。読む必要があるのかすら疑わしい内容。でも、なぜかこの魔道書は大人気らしい。なかなか手に入らなかったのだけど。
縁あって、ようやく入手できたそれを、ペラペラとページをめくっていた。
なるほど、なんて言うのか。
ところどころに挿絵があって、『くいず』もあってと〜っても読みやすい☆


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