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ワタシの履歴

第14章 恐怖

「あ~気持ち良かった。輝子も入る?」

頭を拭きながら武が話す。

「私はいいよ!つーか早っ!」

「そか?まぁシャワーだからな。つか、まだ時間あるし、輝子入ってくれば?」

「いやいや、普通入らないでしょ!」

「そ?」

「つか、バスローブ!?」

「あぁ、うん。俺いつもバスローブ」

「マジで?ワイン持ったりしちゃうの?」

「はは(笑)持たねーし」

笑い合ってると、武が頭を拭き終わって、タオルを私の近くにあったハンガーに掛けた。

掛けると、こっちを見て私に向かってくる。

『…?』

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