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二階堂高嗣の受難

第1章 入学・ジャニーズ学園☆

「てかさ、お前今までどこ行ってたの?連絡もつかないし…結構心配したんだからな…?」


そうなのだ、みつは見かけによらずかなり優しい心をもっている。

他の人はいつもお前にだけだよとかなんとか言ってたけど…。

「あはは、ごめんごめん。笑 でもまたこうして会えたしいいじゃん?」

俺がそう言うとみつは少し眉間に皺を寄せ、まあ、…良いか…。と半ば強引に納得してくれたようであった。

「でもニカ!本当にまたあえて良かった。俺、おれ…もう会えないかと思ったァ…。」

そう言うとみつは俺に抱きついて俺の肩をじんわりと濡らした。こいつ泣いてるよ、と俺は内心クスッと笑いみつが泣き止むまで頭を撫でてやった。

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