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百舌鳥

第6章 交じり密。

みんなそれぞれの悩みや思いが交差する

求めるだけならシンクロするが

求め(過ぎる)せいで微妙なズレが起きてシンクロしない

まさに幸と不幸は表裏一体
それがズレると複雑な百舌鳥(もず)になるのが世の常


たった1つだけでうまくいけば
たった1つだけで壊れてしまうこともある


その1つ微妙にズレた形の愛のセックスが今のオバサン達

セックスの真っ最中だった
一生懸命に汗をかき抱きつき腰を動かしているオバサンの旦那

(はぁはぁはぁはぁ…あ、あぁぁぁあ!いいぞ!)

本当に気持ち悪くてしょうがなく演技で声を出しているオバさん

(ああ!あなた!いい!もっともっと!早くいって!!)

本心は

〔このハゲが!早く終わって終わって!!気持ち悪くてしょうがない!!早くいけよ!このままあの世にいけばいいのに!あー、気持ち悪い!〕

そんなことを思われているとは知らないオバサンの旦那は

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