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百舌鳥

第6章 交じり密。

セリナは1人ボーッとして震えていた…

(…もう…わ…わたし…どうでもいいや…シンさんじゃないとダメだし…リョウとの子供たし……死んだほうが楽だよ…)

セリナは起き上がりフラフラと洗面所へ向かう

洗面所で無造作にあたりカミソリを握った

((笑)ごめんね…シンさん…お姉ちゃん…)

右手で持ったカミソリを左手首に当てた

(ハァハァハァハァ…サヨナラ…ぎゃ!!)

手首からしたたる血液が心臓の鼓動と共に溢れだす!
セリナはその流れ出る血液と痛みだけが命の証だと感じていた

だんだんて意識が薄れていく…

(ハァハァハァハァ…こ、これでいいんだよね…シンさん…)

ピンポン!!ピンポン!!
リョウが来た

(あれ?出ないなセリナ)
リョウがドアノブを回すと
カチャ…

(鍵かけてねーじゃん…セリナ入るぞー!)

リョウは玄関を入った…

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