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人間と吸血鬼

第9章 待っていた

和也「大丈夫。あの人だったら俺のそばにいてくれるから…信じられる…」

親父「それは安心だ。さあ、いってこい、和也。会いたい人間がいるのだろ?」

和也「うん…やっと…ありがとう親父。助けてくれて。」

俺は親父の手にキスをして人間の世界に行った。

やっと…会える…雅紀に会える…

もう1年という月日が流れてしまったが大丈夫…

人間の世界に着いて今はちょうど夜くらいだった。

空は薄暗い様子だった。

雅紀の家に向かう。

すると、

和也「あっ…」

見覚えのある後ろ姿…

間違いない…

男は手を上げようとした。

パシッ…‼︎

俺は前に立った。

雅紀「か…ず…?」

男は去り俺は改めて…

和也「雅紀…」

俺たちは1年という月日が流れて再会をしたのだった。

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