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「俺は、男だ!クソ野郎」

第4章 調子乗んなっ!









「お前、1年ってことは…新入生だよな?」




なんか、

当たり前のことを聞いてきた。






「それが何」


俺は、適当に答えて

素っ気なく返した。



言っとくけど、まだコイツに

対しての怒りは消えていない。






「入学式で俺様を見なかったのか?」



すると、次は、

唐突に質問してきた。



入学式…?


あ、そういえばそんなのあったね。



でも

俺、寝てたからなー。



しかも何?俺様って。

ま、どうでもいいや。






「入学式は、寝ました」


俺は、素直に答えた。





だって、嘘ついて墓穴でも掘ったら

やべぇじゃん!




つか、急に眠たくなったし

誰も睡魔には敵わない。





「(あんなにうるさかったのに寝てただと?…ますます面白い)」




なんか、俺の肩をまだ掴みながら

ニヤニヤしてぶつぶつ言ってるんだけど。


でも全然、聞き取れなかった。






なんか、怖い。






「もう、放せ」



俺は、無理矢理バタバタと

やってみるがピクリともしなかった。









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