「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
俺は、目が一瞬、点になる。
え?え?
何で、クソ会長がこんなにも
ドアップで映っているんだ。
なんか、唇に違和感が。
そんでもって、俺の唇とクソ会長の唇が
ごっつんっこして…
は?はぁぁぁあー!?
「んんんっ…!!」
自然と
変な声が漏れる。
こ、これは、まさか…
キスされてんの!?
What…!?
What!?
意味わからん!!
この学園やっぱ、おかしい。
なぜ、平凡な俺に?
いや、その前に男にこんなことすんなよ!
あ、もしかして、さっき毒を吐いたのを
まだ根にもって、嫌がらせしているのか!?
最悪だぁぁぁあ!!
つか、これ、俺の…
ふぁ、ふぁ、
ファーストキスぅぅー!!
いきなりのことに
頭がパニクって変になる。