「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「あ、あー 俺、ちょっと用事思い出した!」
そう言って、気づかれないよう
ゆっくり後ずさる。
「ふぅ~ん。また、嘘つくの?どうなるかわかんないよ?」
ニヤッと笑う。
こ、コイツ
一体、何考えてんだー!?
「う、嘘じゃねぇよ!」
俺は、頑張って言い張るが
大悟の言う通り
もちろん、これは、逃げるための嘘です。←
「悪いこと考えている岬には、またキスが必要なのかな?(いくらでも塞ぐよ?)」
大悟の表情は、ニコニコ…じゃなくて、
ニヤニヤ…違う!
もう、あれは、ニタニタだ。
てか、何またキスって!?
もしかして、さっきキスしたのは、
俺が約束破ったからだったのかよ!!
それより、悪いこと考えているのは、
いかにもお前の方だろーが!