「俺は、男だ!クソ野郎」
第2章 ふ、ふざけんな!
案の定、岬を一人で行かせたら、
襲われていた。
しかも目隠しをされていて、
襲っている奴らは、頬を赤く染めていた。
岬に触んな!
俺は、無我夢中で男どもを殴っていた。
そして、岬が目隠しを取って、
俺だと気づいた。
でも岬の格好は、
真新しいシャツが破れており、
肌が露出されていた。
これを見たときは、俺でも正直
ヤバイと思った。
色気が半端なく
誘っているようにしか見えないのだ。
そして、慌てて予備に持ってきた俺のシャツを
岬に渡す。
そしたら、そそくさと
袖を通す岬を見て、自然と口角が上がった。