「俺は、男だ!クソ野郎」
第7章 助けて大悟…
「それ睨んでるうちに入らないよ」
「な、なに…っ!?」
睨んだつもりなのに、違うと言うような感じで
こうもあっさり跳ね返されることに
少しムカついた。
「…まったく乳首もここもピンク色とかガキかよ」
「ガ、ガキ…!?」
しかもピンクって…
「目のやり場に困るくらい、すっごい可愛い」
恍惚とした表情で俺を見てくる。
く~~っ!
絶対、バカにしてる。
「こ、子供扱いすんじゃねぇ…っ」
ギリッと奥歯を噛みしめ、言い張った。
「ふ~ん、そっか。
…じゃあ、大人扱いしてあげる」
その言葉を待っていたかのように
大悟は、ニッと笑った。