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「俺は、男だ!クソ野郎」

第8章 ドキドキが止まらない。









あっもしかして、今ごろ、

失態に気づいたとか言わないだろうな(笑)




キスとか冗談言うから、

それはさすがにやり過ぎだって。








クスクスと笑っていると、







「っ、おっと…え?」


なぜか、

正面から抱きしめられている。



笑っていたせいで、

抱きしめる力が弱まったって


あっさりと、体勢をかえられてしまった。





そして、大悟はゆっくりと俺の頭の上に顎を乗せた。







なんだ、これ。

どゆ状況?



ハテナマークが浮かぶ。










「岬、お前可愛すぎだから」



「はっ?」



大悟が発した言葉に余計意味がわからなくなる。







どこに

可愛い要素があったんだ!?






大悟、

今すぐGo to the hospital。 (病院に行け)。




俺は、

真顔でそんなことを思っていた。








「狙ってるでしょ。そうでしょ。反則だよ、それ」




「何を?」




大悟、主語をプリーズ。







「あー、可愛い。よし早速さっきの続きでもしよっか」





俺の顔を押さえつけ

ニコッと笑う大悟。











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