「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「だ、大悟…その悪かった」
俺は、顔を歪めながら
謝った。
大悟を敵にまわしたら、
多分、生き残れない。
だから、こうやって
急ぎよく謝る手段を選んだ。
すると、大悟は、
はぁー…と深くため息を
吐いて
「あー、もう仕方ねぇな」
まいったという感じに
そう言った。
「え…?教えてくれるの?」
俺は、キョトンとする。
なんか、予想と違って、
意外だった。
「まぁ、簡単に言うと、昨日の朝お前を襲おうとしていた奴らがいただろ?」
大悟は、話を続けてきた。
え?昨日の朝…
襲おう…って、
あっ、いやいやいや!
「あれは、単に俺をからかった奴らの間違いだろ?」
大悟は、大袈裟なんだ。
「えっ!?岬ちゃん襲われたの!?」
急に、話を聞いていた
金太郎が入ってきた。
あー、話がややこしくなる…。