「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
当たりだ…。
図星つかれて、何も言えなかった。
「つまりね。まとめると、ここの学園の奴らは、男が好き。イコール、同性に好意をもっている奴が多いってことなんだよ♪」
「えっ!?」
俺は、これでもかってくらい
目を見開いた。
大悟は、隣で「余計なことを…」と小さく呟いていた。
「生徒会の奴らは、皆美形で有名で、この男子校では、人気ものなんだよ~、だからファンとか好意をもっている奴がいてキャーキャーうるさいってことなんだ」
「…ま、まじで」
俺は、大悟を見て
金太郎が言った言葉に否定をしない
ってことは、本当のことだよな…。
俺、ここにきて
頭を使いすぎている。
まー、つまり、生徒会は、
バカにされているわけではなくて
皆に好かれているってことか?