「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「なぁ、金太郎もノーマルだよな…?」
「う~ん それは、岬ちゃんに会う前の話かな?」
「なんだよ、それ!!」
俺みたら、変になるつうことかよ!←
失礼しちゃうぜ。
まっ、金太郎のことだから、
俺の反応を楽しむために
おもしろ半分で笑えない冗談を
言ったと思うけど。
同性に好意ね…。
あぁ、世間でよく言う
知らない方が幸せってやつか。
まさに、このことだな。
数時間前の俺に戻りたい。
そして、知りたがってた俺を
ものすごく蹴りたい。
「岬ちゃんって、本当 純粋だよね~♪」
「は?純粋?」
急に金太郎がそう言ってきた。
「純白で、なんか俺色に染めたくなっちゃうな♪(食べちゃいたい)」
「なに、言ってんだ」
ときどき、本当
コイツが何を言っているか
通じなくなる。